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「行け!ガイスト!右腕ソード」 「させるか!イオタ!左腕ハンマー」 ここ舎林村では都会で流行っているロボトルが今大ブームとなっているのだ。 そして今2人の少年がロボトルしている。この少年達は今ロボトルの真っ最中なのだ。 「よし!よくやったイオタ!後は頭をきりつけろ!」 彼の名前は竜介、イオタと呼んでいるクワガタメダルの使い手だ。 「ガイスト、マダ左腕が残っているだろ!それで相手を直接ねらえ!」 こちらのガイストと呼ばれているカブトメダルを使っているのは辰也と言う少年。 辰也と竜介は幼少時代から仲がよくメダロットも一緒に買いに行った仲である。 ダメージ100%・・・機能停止機能停止。 今機能停止したのは辰也のメダロット、ガイストだ。 竜介「よっしゃーーー。また勝っちまったぜ!やっぱ実力かな~?」 竜介は今のところ辰也との戦いでは3戦3勝要するに全勝しているのだ。 辰也「何でこう・・・すぐやられちまうのかなぁ・・・ブツブツ」 辰也は3回も戦って3回負けてるので納得がいかない様子だ。 竜介「そりゃ決まってるだろ!?お前のメダルがそのパーツと合ってないからだよ!」 辰也「は?このパーツ速度系でこのメダルとは合ってるぜ?」 それを聞いた竜介は呆れた。そして何も分かってない辰也のために教えてあげた。 竜介「いいか?そのパーツは速度分類の格闘系って奴なんだよ。 お前のカブトメダルはな~速度分類の射撃系なんだよ!だから合わないの!」 辰也「え?・・・嘘だ~そんな事ないよな?ガイスト?」 ガイスト「・・・・竜介の言うとおり、俺にこのパーツは合わないが?」 竜介「第一さ・・・それカブトメダルなんだから射撃のメダロット買えよな~」 辰也「クッソ~今度は負けないからな!ガイスト!転送!」 そう言って辰也は真新しいメダロッチのボタンを押した。ガイストは青い光に包まれてメダロッチの中に戻った。 竜介「いつでも相手してやるぜ~!!じゃぁな!」 そして2人は分かれた。辰也はそれといってやることがないので家に戻った。 辰也の家はかなりでかい。父と母がメダロット社研究員であまり帰ってこないため辰也は父のお父さん いわゆるおじいちゃんの家に住んでいるのだ。 辰也「ただいまぁ~」 辰也が家に入る。玄関には見慣れない2足の靴があった。 辰也「おじいちゃーん。新しい靴買ったの?」 それを聞いたおばあちゃんが答えた おばあちゃん「辰也や~それはワシらの靴じゃなくてあんたのお父さんの靴じゃよ。 今休みが取れたから家に戻ってきたのじゃよ。 辰也「えっ本当!部屋行って見るかな」 辰也は急いでお父さんの部屋に行ってみた」 辰也「とうさーん!!」 辰也の父さんは家にいるにもかかわらず仕事をしていた。そして父さんが辰也に気づき手を休めた。 父さん「おお!!辰也・・・帰ってきてすぐなんだが頼みがある。」 辰也「何?その頼みって?」 父さん「実はな・・・」 そう言うと父さんは自分のバッグからなにか取り出した。どうやらパーツのようだ。 父さん「このパーツの試験をしてみたいんだ。んでこのパーツをお前の・・・ガイストに取り付けてほしいんだ。」 辰也「ウン!いいよ。ガイスト転送!」 そう言いガイストをメダロッチから出した。そして父さんが持ってきたパーツを自分のメダロットに組み込んだ。 頭パーツを見た瞬間辰也は叫んだ 辰也「えぇぇぇ!これってKBT型じゃん。すごいレアだよ!」 今KBT型は都会で人気のため田舎では余りまわってこない。 売っていたって1万位する代物になっているのだ。 辰也「なぁなぁ、ガイスト?このパーツつけやすいか?」 ガイスト「なかなかいいではないか!俺好みのパーツだ。」 父さん「じゃあ早速テストしてみるか。表に出てくれ。」 そういわれ 辰也達は表の田んぼに出た。父さんはまた自分のバッグの中から何か出した。 父さん「さてと・・・じゃあテストロボトルだ!今から父さん出すメダロットを倒してみてくれ。メダロット転送!」 父さんが出してきたのはテスト用に作られたプロトタイプ1号と言うメダロットだ。しばらくして辰也のメダロッチに連絡が入ってきた 「ピピピピ・・・このテストロボトルは危険を伴います。十分注意して行いください。それでは・・・ロボトルーファイト!」 辰也「よっしゃ!ガイスト!右腕のライフルを試し撃ちだ!」 ガイスト「おう!初めての射撃・・・腕がなるぜ!」 ズバババ・・・低い銃声が鳴った。プロト1号の脚部は壊れた。 ガイスト「うぉぉぉ!射撃最高ーーー」 初めて使う射撃に感動したのかガイストはとてもうれしそうだ。 プロト1「ガピ・・・攻撃します。右腕パーツ・・・ファイヤー」 プロト1は右腕に炎をまとった。そしてガイストに殴りかかってきた。 ガイスト「うゎっと!あぶなかったぜ」 ガイストはプロト1のファイヤーをうまく避けた。そして辰也が指示した。 辰也「よし!ガイスト右35度旋回!ミサイル発射だ!」 ガイスト「よし!任せろ!発砲!!」 ガイストの頭から二つの誘導弾がでてプロト1の頭を直撃した。 プロト1「ダメージ100%機能停止。機能停止」 プロト1のメダルが外れた。辰也とガイストは勝った瞬間お互いに駆け寄りハイタッチをした。そうこれが彼らの初勝利だからだ。 父さん「ほぅ・・・設計どうりなかなかうまく起動しているな。」 父さんは自分の作ったメダロットに満足した。そして初勝利に喜んでいる辰也に言った。 父さん「辰也!そのパーツなかなかうまく使えていたな・・・そのパーツはお前が持っていればいいだろう。 不具合が合ったら連絡してくれ。」 それを聞いたガイストと達也は再びハイタッチをした。そして辰也は父さんに聞いた。 辰也「ねぇねぇ・・・このメダロットの正式機体名はなんていうの?」 父さん「正式機体名か・・・なにがいいかな?まだ決めていなかった。うーん・・・お前達が決めるといいだろう。」 辰也「え!いいの?それじゃぁ・・・何がいい?ガイスト」 ガイスト「自分で決めろ!自分で!・・・と言いたい所だが俺としてはガイストビートルがいいかなっ!」 辰也「じゃあそれでいくか!父さんこれからこの機体はガイストビートルね。」 父さん「あぁ分かった!じゃあ不具合があったら連絡してくれ。」 辰也「分かった。ッてことだから不具合があったら連絡しろ!ガイスト」 ガイスト「今父上から聞いたが?何回も言わなくても分かる」 こうしてこの世に一つしかないメダロットガイストビートルが誕生した。