[medarot a wars] 
第一話 謎のメダロッター

クラト「オイ!お前大丈夫か?!」

???「うーん・・・」

外で倒れていたメダロットが目を覚ました。

孝介「おッ 目を覚ましたぞ。」

???「はっ!ここはどこですか?私はある人の家に行かなきゃ行けないのです。」

孝介「ふーん・・・君は僕の家の前で倒れていたんだよ。」

その時クラトが何かを思い出した。

クラト「・・・・・・お前もしかして・・・エータか!?」

エータも思い出した。

エータ「クラトカヤ!!お主なぜこのような家にいるのだ?」

クラト「俺はずっとこの家に住んでらぁ!!お前こそ戦争中じゃなかったのかよ!」

エータ「となると・・・ここは・・・実は・・・な」

エータはすべてを話した。父 勝良 が既にDVL型にやられていることや レジスタンス勢力がなくなりかけていることも・・・

孝介「そんな・・・・・・・・・・・・・」

孝介は黙ってしまった。

エータ「孝介殿・・・悲しむのは分かるのでござるが・・・」

孝介「クソーーーッ!!」

クラト「オイ!待てよっどこに行く気だよ!」

孝介「んなこと知るかよっ!」

孝介は走り去ってしまった。

エータ「追いかけなくていいのでござるか?」

クラト「どーせすぐ帰ってくるよ。いつもそうだからな〜」

しかしクラトの予想は外れた。現在PM9:00時 帰ってくる気配がない。

エータ「・・・・マダ帰ってこないでござるか?」

クラト「さすがに遅すぎる・・・いつもなら晩飯時にはひょこっといつの間にかいるんだけど・・・」

エータ「クラトカヤ 探しに行った方がいいのでは?」

クラト「確かにそうだな・・・行くぞエータ!」

エータ「御意!」

そのころ孝介は南側に近い山に来ていた。

孝介「まさか父さんが・・・やられていたなんて・・・」

孝介はそのまま地べたに座り込んでしまった。

???「東山 孝介だな・・・こんなところで会えるとは・・・手間が省けた。」

孝介「誰だっ」

???「私か・・・私の名前などはどうでもいい・・・ しかし私としては貴様は邪魔な存在でな・・・今貴様を倒しておこう・・・」

孝介「何だよ・・・俺を倒して何かあるのか?」

???「大ありでね・・・悪く思わないでくれ。」

孝介「ちっ・・・やるしかないのか・・・行くぞっクラト」

しかし孝介は思い出した。メダロッチを家においてきていた。しかもクラトも家にいる。

孝介「しまった・・・全部家だった・・・」

???「運のつきだったな・・・では行かせてもらおう・・・ これが私のメダロットカイゼルビートルだ。」

カイゼル「俺の相手はこんな人間なのか・・・なれないパーツだからきついな・・・」

???「行くぞ!カイゼル!リミッター解除状態のお前の力を見せてやれ」

カイゼル「・・・まかせなっ あんな奴一撃だ 食らえロングガン(ライフル)」

ズバババババッ 銃声が鳴り響いた。

孝介「う・・・ウワァァァァ」

???「任務完了だな・・・悪いことをしたが・・・仕方ない・・・」

カイゼル「いや・・・ターゲットへの攻撃は外しておいた・・・」

???「何?どうしてだ?」

カイゼル「やはり殺すという事は今の俺にはできない・・・パーツが悪いからか・・・?」

その時クラトとエータが現れた。

エータ「さっきここら辺で銃声がしたような気がするのだが」

クラト「そうか〜?っておいエータッ 孝介が倒れているぞっ」

エータ「何・・・やはりそうか・・・オイ!どこにいる姿を現せ!!」

???「仕方が無い・・・ん・・エータスタッグだと!! 奴は死んだはずじゃ・・・」

カイゼル「まぁいい奴を倒せばいいだけだ。行くぞっ」

???「カイゼルッ!ロングキャノン(ガトリング)だっ」

ズババババババ

クラト「うわっ!!危ないじゃねーかこの野郎!!」

エータ「いくぞ!クラト。奴らが孝介の親父を倒した一味だっ!」

クラト「ンなこと分かってらぁ! このクラト様に弾を撃つとはいい度胸だ!」

エータ「ならば お前は右 拙者は左から攻撃だ」

???「まずいな・・・クラトカヤとエータか・・・ カイゼルっメダチェンジッ」

カイゼル「間に合わねぇ」

クラト「食らいやがれぇぇぇぇ! フラッシュバズーカ!(ミサイル)」

エータ「我が力受けてみろっ スラッシュホールッ(ハンマー)」

ズドドドドドーーーン バキーン 

???「エータ強くなったな・・・・・・行くぞカイゼル引き上げだっ」

カイゼル「マダだ・・・マダいけるぞ」

???「奴らをもう少し強くしてから狩りあげるのも面白いだろう。」

カイゼル「ふ・・・そうして見ようか・・・ エータ…次ぎあうときはお前をつぶして見せるからな・・・」

そう言って謎のメダロッターは去っていった。

クラト「何なんだよ、あいつ等・・・リミッター解除にしては出来上がりすぎてないか?」

エータ「・・・ん?あぁ、そうだな・・・」

クラト「なんだ?何かあったか?まぁとにかく孝介をはこぼうぜ。」

エータ(あいつ等・・・どうして孝介を殺さなかったんだ・・・あいつの冷徹さは人間の 一人や二人をいつも殺していたのにな・・・何故なんだ・・・」

そうして2体は孝介の家に戻っていった。
第一話 完
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